Tokyo Cantatとは

Cantatとは一定期間に集中して合唱のためのコンサート・講習会・公演等を行うイベントを意味する新しい言葉です。私達は、日本における合唱音楽の浸透と、文化としての合唱活動の振興を目指して、1996年より毎年“Tokyo Cantat”を開催してきました。2017年で22回目になります。

“Tokyo Cantat”は世界各国の合唱音楽の紹介と日本の合唱文化の再確認という2つの柱から成り立っています。

前者の企画として、世界的に活躍する指揮者・作曲家を講師に迎え、セミナーと講師指揮のコンサートを行います。今回は、フリーダー・ベルニウス、エルヴィン・オルトナー、カスパルス・プトニンシュの3指揮者を講師として迎えます。

セミナーでは指揮法を中心にレッスンが行われ、希望者は自由に参加できます。公募合唱団に参加し、講師の直接指導を受けてコンサートに参加することもできます。公募合唱団は少人数のアンサンブルや大合唱団、学生のための合唱団と多様です。公募合唱団には、希望すれば全ての人が演奏に参加できます。

後者の企画としては、日本語の美しさや日本古来の音楽、日本人の作曲家に焦点を当てたコンサートを行います。今回のやまと うたの血脈(けちみゃく)VIIIでは、「抒情は詩人の武器であったか」と題し、大正・昭和前期の抒情詩を題材にした合唱曲を通して詩人の生きた時代と詩人の生き方を振り返ります。大きく社会が動いた時代の詩は、現代の作曲家のインスピレーションを刺激し、多くの合唱曲が生まれました。詩が声となって歌われるときに、詩のもつ世界が詩人の感性が鮮やかに浮き上がってきます。

また、オープニングコンサートでは、「第3回 紅白合唱合戦」を開催します。前回(2015年)大好評だった合唱による紅白合唱合戦が更にパワーアップします。一層賑やかに、楽しくコンサートを堪能しながら、観客の皆さんに審査をしていただきます。

公募合唱団で歌い、セミナーで学び、コンサートを聴く。ゴールデンウィークを合唱の様々な形で堪能していただけます。日本各地から集まるたくさんの合唱人とともに合唱三昧を楽しみませんか?