合唱音楽の新たな地平 Part23
八ヶ岳ミュージックセミナー 2023

  • 日程:2023年8月4日(金)~7日(月)
  • 会場:川上村文化センター(長野県)
  • 全体日程
    8月4日(金)レクチャー「新作を語る」 
          南聡 五十嵐琴未 聴き手:西村朗
    8月6日(日)コンサート(午後2時開演) 一般入場可;入場無料
    8月7日(月)シンポジウム「仏教とキリスト教と合唱~日本人の受け止め方」
          進行:新実徳英

    各日の詳細なタイムスケジュールは➡こちら

    レッスン曲
    【混声】2023年度委嘱作品
          南聡「花屋さん変幻」
          指揮:藤井宏樹 ピアノ:須永真美
    【男声】2023年度委嘱作品
          五十嵐琴未「地形と気象1 白い道を歩くうちに白い街に出た」
          指揮:五十嵐琴未
    【女声】新実徳英「O magnum mysterium」指揮:新実徳英 
        西村朗「大悲心陀羅尼」指揮:横山琢哉

    支持会員募集中【6月30日締切】
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    ゲスト作曲家

    南聡(みなみさとし)

    1955年生まれ。東京芸術大学にて野田暉行、故黛敏郎両氏に作曲を師事する。
    第53回日本音楽コンクール2位、第1回ミュージックトゥデイ国際作曲コンクール入選
    1983年より故八村義夫周辺に集まった若手作曲家、中川俊郎、久木山直、内藤明美らと同人グループ「三年結社」を結成活動。また、同時期ヴォーカリスト内田房江、彫刻家金沢健一、舞踏家花柳かしほ、ライトアートの逢坂卓郎、コンポザーパフォーマー鶴田睦夫、岩崎真らとのコラボレーションによるライヴパフォーマンスを東京周辺にて展開。1986年北海道移住。1988年日本現代音楽協会と日本フィルの共催のコンサートで初演された、独奏ハープを伴うオーケストラのための《“譬えれば”の注解》によって注目される。1990年環太平洋作曲家会議に参加。1991年村松賞。1992年3人の独奏と3群のための《歓しき知識の花園Ⅰb》にて文化庁舞台芸術奨励賞佳作。同年ケルンの日本音楽週間92に湯浅譲二、藤枝守とともに招かれ9人の奏者のための《昼Ⅱ》が委嘱初演されおよび自作に関する講演を持つ。また、2000年には隠岐ミュージックセミナーで《2つの合唱曲》が初演された。
    ほかに合唱曲には混声合唱組曲《モビールのように》、女声合唱組曲《春のマドリガル集》、混声合唱組曲《奇想マドリガル集》などがある。
    現在札幌在住。日本現代音楽協会会員、北海道作曲家協会会員、21世紀音楽の会会員。北海道芸術学会会員。荒井記念美術館評議委員。

    五十嵐琴未(いがらしことみ)

    桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)ピアノ科、桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業。同大学研究科を修了。作曲を鈴木輝昭、ピアノを小森谷泉、LaurentTeycheneyの各氏に師事。第30回朝日作曲賞佳作入賞。2020年「《櫻暁》for Japan Philharmonic Orchestra」が山田和樹氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団により委嘱初演、2022年「混声合唱とピアノのための組曲《桜の歌》」がカワイ出版より委嘱初演、出版される。指揮者藤井宏樹氏が音楽監督を務める樹の会、合唱団ゆうか所属。21世紀の合唱音楽を考える会 合唱人集団「音楽樹」会員。日本作曲家協議会会員。桐朋女子高等学校音楽科教諭、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。