「コロ・フェスタ2024 in 姫路」

2024年11月13日

コロ・フェスタ2024in姫路、2日間無事終了しました。
最後の合同演奏はホールの舞台を埋め尽くしての赤とんぼ。様々な情景が浮かびあがり、生き生きと、また繊細に、幻想的に素晴らしい響きがホールを包みました。
参加された皆様、ご来場の皆様全てに御礼申し上げます。
来年は11月8日〜9日、群馬県桐生市でお会いしましょう!
そこにただ音楽があり、ひとりひとりの歌声が、世代や地域、国さえも超えて響きあう。
コロ・フェスタはこれからも全国各地をめぐって開催して参ります。
毎回の締めくくりになりますが、スーパーバイザーでいらっしゃった三善晃先生の言葉を引用いたします。
《心から心へ》
 北海道から北九州まで、コロ・フェスタの年輪と実績が巨きくなってきた。多様な編成、世代を超えた組織、こういった念願は21世紀も進んだ今日、コロ・フェスタがすでに成し遂げようとしている命題だが、今回は更に「言葉」の共感という使命にフェスタとして取り組んでいる。
北京、上海、台湾から合唱団がやってきて、同じ舞台で歌ってくれるのだ。彼我の創作、民謡など新旧の歌声が響き合い、心から心へと歌の意味が手渡されるだろう。私の言う「意=音+心」、言葉リテラシーの手掛かりだ。こんなとき、合唱という媒体はあらゆる知情を一挙に乗り超える。
理解とか納得とかを超えた共感の歓び。合唱美のなかに互いに見いだす喜びと悲哀と希望と展望。
コロ・フェスタとしてのこの輪は、アジアから世界中へ拡がってゆくだろう。連鎖には人種同士の憎しみのそれも続いているが、言葉リテラシーによる共感の連鎖は、合唱を聴き合い愛し合うことから拡がってゆく。
いま、続ける勇気が必要なのだ。歌い続け、聴き合い続け、一滴の汗と涙を千万のほお笑みに吹き飛ばし、明日へ向かってみんなで肩組んでゆく励まし合いの勇気こそ、コロ・フェスタの存在理由であり勲章でもあるだろう。
コロ・フェスタ スーパーバイザー
三善 晃 (コロ・フェスタ2007 in 北九州 プログラム掲載メッセージ)
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2025年は
2025年11月8日(土)~9日(日)群馬県桐生市にて開催いたします。
群馬県桐生市より、ビデオメッセージをいただきました!